コラム
講師 口コミ☆理科の雑学 イグノーベル賞
勉強塾オア・シスの講師が理科の雑学を紹介する
「講師 口コミ☆」、今回はイグノーベル賞
についてお話ししましょう。
皆さんは「ノーベル賞」を知っていますよね。
様々な分野で「人類に最大の貢献をもたらした人々」に
贈られるノーベル賞は、理科の分野も多くあり、
中3の理科で出てくる「iPS細胞」の研究者の山中伸弥さん
はノーベル賞を受賞されたことで有名ですよね。
このノーベル賞のパロディー版としてできたものが
イグノーベル賞です。
この賞は、「人々を笑わせ、考えさせる研究」などに
贈られる賞で、1991年にアメリカで創設されました。
英語の「ignoble(おろかな)」とノーベル賞を
かけ合わせた言葉で、物理学や化学、平和などの部門が
あるそうです。
ちなみに、ノーベル賞の賞金は約1億5000万円ですが、
イグノーベル賞の賞金は・・・
0円です!
賞金が一銭もでないとは非常に残念ですね。。。
さて、先週そのイグノーベル賞の受賞者が
発表されました。
今年はブタなどの動物に
「お尻から呼吸する能力があることを発見した」として、
日本などの研究チームが「生理学賞」を受賞しました。
たしかに、笑わせてくれるような発想の研究ですね。
日本人のイグノーベル賞の受賞は、
な、なんと、18年連続だそうです♪
ノーベル賞だけでなく、
日本人は面白い発想の研究をしている人も沢山いるのですね!
この研究は、肺による呼吸が困難な状態になったブタの腸に
高い濃度の酸素を送り込んだところ、
血液中の酸素が大幅に増え、
呼吸の症状が改善することが確認できたということです。
中学の理科では、
『呼吸は肺から酸素を吸収しておこなう』
となっています。
ですから、肺が機能しなくなると呼吸ができないはずです。
実際のところ、肺による呼吸ができない患者には
人工肺などを使い、肺からの呼吸を維持させます。
しかし、この研究を利用すれば、
人工肺などを用いらなくても
お尻から酸素を注入することによって
呼吸を維持させることができるのです♪
『お尻から酸素を注入する』なんてことを聞くと
笑い話のようにきこえますが、この研究によって
今後の医療がかわっていくかもしれませんね☆
ノーベル賞はもちろん価値のある賞ではありますが、
イグノーベル賞も、今後注目していきたいですね!
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