コラム
講師 口コミ☆理科の雑学 都心に雪が降ると春?~中2理科~
勉強塾オア・シスの講師が理科の雑学を紹介する
「講師 口コミ☆」、今回は中2の理科の天気で勉強する、
都心に雪が降ると春?についてお話ししましょう。
今週、都心に雪が3回降りました。
1月、2月は降水(雨や雪がふること)がほとんどなく、
毎日のように乾燥注意報が出ていましたね!
しかし、3月に入っていよいよ春だというこのタイミングで
雪になるとは、皆さんも少し驚いているのではないですか。
「雪が降るなんて、冬に逆戻り!」と思っていませんか?
いやいや、その逆ですよ!
都心に雪が降ることは春に近づいている証拠なのです!
まずは、冬の天気の説明からしていきましょう。
全国の冬の天気(1月・2月)は、
日本海側は雪が降り太平洋側(都心)は晴れ
になります。
これは、シベリア高気圧からふき出した風が
北西の季節風として日本にふき寄せ、この風が日本の山脈に
ぶつかって上昇すると、雲が発達し雪を降らせます。
山脈を越えた季節風は、冷たく乾燥した風となって
太平洋側(都心)にふき下ろします。
従って、日本の山脈よりも日本海側は雪が降り、
太平洋側(都心)は晴れになります。
しかし、2月の後半あたりでは、
北西の季節風の影響は薄れ、偏西風の影響が増してきます。
この偏西風は、東南アジアで発生した温帯低気圧を
日本に運んできます。
この温帯低気圧が本州の南側を通過する際に
日本の太平洋側に降水をもたらします。
本州の南側を通過するので、この温帯低気圧を
南岸低気圧と呼ぶことがあります。
また、3月上旬ですと上空の大気がまだまだ冷たいので、
雨ではなく雪になるというのです。
ここまでをまとめますと、
●冬は北西の季節風の影響で太平洋側の天気は
乾燥しよく晴れた日が続く。
●春は偏西風の影響で太平洋側の天気は
雨や雪が降りやすくなる。
ですから、都心に雪が降るということは
春がもうそこまで来ているということですね☆
勉強塾オア・シスの授業では、
定期テストや神奈川県高校入試を意識して、
中2の理科・社会の勉強にも
力を入れて取り組んでいます。
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