コラム
講師 口コミ☆ 理科の雑学 火力発電とバイオマス発電~中3理科~
勉強塾オア・シスの講師が理科の雑学を紹介する
「講師 口コミ☆」、今回は中3の理科で勉強する、
火力発電とバイオマス発電
についてお話ししましょう。
先日の理科の雑学で地球温暖化を説明しました。
地球温暖化によって、様々な環境問題が引き起こっています。
では、地球温暖化を止めるには、どうしたらよいのでしょうか。
地球温暖化を止めるには、温室効果ガスである二酸化炭素の
増加を止める必要があると言われています。
では、二酸化炭素の増加を止めるためにはどうしたら
よいでしょうか。
その答えは、簡単です!
化石燃料を燃やさなければいいのです。
簡単に解決方法が見つかりましたね。
となればよいですが。。。
残念なことに、私たちは今日も化石燃料を燃やしています。
なぜ、私たちは化石燃料を燃やすのでしょうか。
それは化石燃料などを燃やして電気を作りたいからですね。
化石燃料などを燃やして電気を作ることを火力発電
といいます。
今の日本は火力発電によって多くの電気を作っています。
あなたの日々の生活において、電気は必要でしょう。
電気のない生活を想像してみて下さい。
いままでの生活はおくれないでしょう。
オール電化の家は住めなくなってしまいますね。
では、地球温暖化の進行を止めて、今の生活を維持していく
ためにはどうすればよいのでしょうか。
それには、できるだけ火力発電以外の方法で
電気をつくっていくことが必要になってきます。
火力発電以外の発電方法の代表的なものは次の5つですね☆
・ 水力発電
・ 原子力発電
・ 風力発電
・ 地熱発電
・ バイオマス発電
火力発電に頼らずに、これらの発電をおこなえば
二酸化炭素の排出量を減らせるので、
地球温暖化を防げるかもしれませんね!
これらの発電のうち、今回はバイオマス発電
についてお話していきましょう。
バイオマス発電とは、木片や落ち葉などの
生物資源(バイオマス)を燃やして電気をつくる発電です。
ここで、皆さんは生物資源(バイオマス)を燃やすと
二酸化炭素の増加になってしまうのではないか?
と考えるでしょう。
たしかに、生物資源を燃やしているので
二酸化炭素は発生しますが、
大気中の二酸化炭素の増加にはならないのです。
なぜ、二酸化炭素の増加にならないのでしょうか。
植物は光合成によって二酸化炭素を吸収して育ちます。
植物を育てるときに大気中から減少する二酸化炭素の量と
燃料として使うときに放出する二酸化炭素の量が等しいので、
大気中の二酸化炭素の増加にはならないのです。
つまり、
火力発電とバイオマス発電は
どちらも物質を燃やして電気を発生させます。
●火力発電では、大気中の二酸化炭素の量は増加する。
→地球温暖化が進行する
●バイオマス発電では、大気中の二酸化炭素の量は
一定になる。
(この考え方をカーボンニュートラルといいます)
→地球温暖化がストップ
この2つの発電の結果に違いがあることを
覚えておきましょう!
皆さんはこの先何十年もこの地球に住んでいきます。
地球温暖化ストップに向けて二酸化炭素を増加させない
カーボンニュートラルな社会の実現を
考えていきたいですね☆
勉強塾オア・シスの授業では、
定期テストや神奈川県高校入試を意識して、
中3の理科・社会の勉強にも
力を入れて取り組んでいます。
豊田中・飯島中・南戸塚中に通う生徒が、
万騎が原中・南希望が丘中・緑園学園に通う生徒が、
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