コラム
講師 口コミ☆ 理科の雑学 夏至~中3理科~
勉強塾オア・シスの講師が理科の雑学を紹介する
「講師 口コミ☆」、今回は中3の理科で勉強する、
夏至です。
きたる6月21日(水)は夏至ですね☆
春分や秋分は祝日になるので忘れにくいと思いますが、
夏至や冬至は祝日ではないので、忘れがちになります。
恥ずかしながら、私も夏至を過ぎて
何日かして気づくことがほとんどです💦
※春分のコラムはこちらから
では、夏至を説明していきましょう。
夏至とは、一年で昼間の時間が最も長い日
(裏を返せば夜の時間が最も短い日)のことです。
昼間が最も長いと聞くと、
日の出の時刻は一年で最も早く
日の入りの時刻は最も遅い日と思うでしょう。
しかし、これは間違いです!
一年で日の出の時刻が最も早いのは夏至の一週間前で、
日の入りの時刻が最も遅いのは夏至の一週間後だそうです。
夏至よりも一週間後が最も日の入りの時刻が遅いなんて
驚きですね!
私もこれを知るまでは、
なんとなく夏至の日よりも夏至を過ぎてからの方が、
太陽が沈む時刻が遅いな~っとは感じてましたが。。。
ここで、いきなりですが、
皆さんに定期テストによく出てくる質問をしましょう!
Q.夏至において、『東京都』と『北海道』の
昼間の長さは違うのか?
正解は、
「『東京都』と『北海道』の昼間の長さは違う」でした。
北海道の札幌(北緯43°)の昼間の長さは15時間20分
東京都(北緯36°)は14時間35分
沖縄県(北緯27°)は13時間40分となっています。
これは、緯度が高くなるほど昼間の長さが長くなり、
緯度が1°ずれると約6分間ずれる計算になります。
極端な例としては、
北緯90度である北極点は、夜がこない白夜になります。
夜がこないと、いつ寝ればよいか悩みそうですね。
それともう1つ、夏至についてよく間違えることとして、
『最も暑い日だ!』と思っている人が多いですね。
夏至が太陽エネルギーの量が最も多い日である事は確かです。
しかし、地球の気温は海水の温度で決まります。
海水の温度が上昇すると、それに伴って気温も上昇します。
海水は空気に比べ温まりにくい性質があるので、
海水の温度が上がるまでに、夏至から数週間かかります。
従って、7月下旬から8月上旬にかけて最も暑くなります。
『太陽エネルギーの量が最も多い日=最も暑い日』
にならないことを理解しておきましょう!
春分のコラムでも書きましたが、理科学習において、
近い考えだけど間違っていることが多々あります。
学校の定期テストに出題される問題は、
近い考えだけど間違えるところを出題してきます。
なんとなくではなく正確な知識を身につけたいですね!
勉強塾オア・シスの授業では、
定期テストや神奈川県高校入試を意識して、
中3の理科・社会の勉強にも
力を入れて取り組んでいます。
豊田中・飯島中・南戸塚中に通う生徒が、
万騎が原中・南希望が丘中・緑園学園に通う生徒が、
それぞれ通ってくれています。
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