コラム

2023/06/20

講師 口コミ☆ 理科の雑学 夏至~中3理科~

勉強塾オア・シスの講師が理科の雑学を紹介する

「講師 口コミ☆」、今回は中3の理科で勉強する、

夏至です。

 

きたる6月21日(水)夏至ですね☆

春分秋分は祝日になるので忘れにくいと思いますが、

夏至冬至は祝日ではないので、忘れがちになります。

恥ずかしながら、私も夏至を過ぎて

何日かして気づくことがほとんどです💦

 

春分のコラムはこちらから

 

では、夏至を説明していきましょう。

夏至とは、一年で昼間の時間が最も長い日

(裏を返せば夜の時間が最も短い日)のことです。

昼間が最も長いと聞くと、

日の出の時刻は一年で最も早く

日の入りの時刻は最も遅い日と思うでしょう。

しかし、これは間違いです!

一年で日の出の時刻が最も早いのは夏至の一週間前で、

日の入りの時刻が最も遅いのは夏至の一週間後だそうです。

夏至よりも一週間後が最も日の入りの時刻が遅いなんて

驚きですね!

私もこれを知るまでは、

なんとなく夏至の日よりも夏至を過ぎてからの方が、

太陽が沈む時刻が遅いな~っとは感じてましたが。。。

 

ここで、いきなりですが、

皆さんに定期テストによく出てくる質問をしましょう!

 

Q.夏至において、『東京都』と『北海道』の

昼間の長さは違うのか?

 

正解は、

『東京都』と『北海道』の昼間の長さは違う」でした。

北海道の札幌(北緯43°)の昼間の長さは15時間20分

東京都(北緯36°)は14時間35分

沖縄県(北緯27°)は13時間40分となっています。

これは、緯度が高くなるほど昼間の長さが長くなり、

緯度が1°ずれると約6分間ずれる計算になります。

極端な例としては、

北緯90度である北極点は、夜がこない白夜になります。

夜がこないと、いつ寝ればよいか悩みそうですね。

 

それともう1つ、夏至についてよく間違えることとして、

最も暑い日だ!』と思っている人が多いですね。

夏至が太陽エネルギーの量が最も多い日である事は確かです。

しかし、地球の気温は海水の温度で決まります

海水の温度が上昇すると、それに伴って気温も上昇します。

海水は空気に比べ温まりにくい性質があるので、

海水の温度が上がるまでに、夏至から数週間かかります。

従って、7月下旬から8月上旬にかけて最も暑くなります。

太陽エネルギーの量が最も多い日=最も暑い日

にならないことを理解しておきましょう!

 

春分のコラムでも書きましたが、理科学習において、

近い考えだけど間違っていることが多々あります。

学校の定期テストに出題される問題は、

近い考えだけど間違えるところを出題してきます。

なんとなくではなく正確な知識を身につけたいですね!

 

勉強塾オア・シスの授業では、

定期テストや神奈川県高校入試を意識して、

中3の理科・社会の勉強にも

力を入れて取り組んでいます。

 

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