無理なく公立高校へ

勉強塾オア･シスの講師が理科の雑学を紹介する

｢講師　口コミ☆｣、今回は春分の日です。

 

皆さんは、春分の日と聞いてどのような日と思われますか？

概ね、次の3つの答えではないでしょうか。

 

①　国民の祝日

②　お彼岸

③　昼と夜の長さが等しい日

 

①の答えは正解です。

②の答えは正解ですが、正確には春分の日の前後3日間、

つまり、春分の日を含めて一週間がお彼岸にあたります。

③の答えは不正解です。昼と夜の長さは同じではなく、昼の方

が13分40秒ほど長くなります。

 

中3の理科の授業で、『天体』という分野があります。

授業中に③の答えを言ってくる生徒さんは沢山います。

③の答えは近い考えですが、間違っています。

春分の日は、日の出の太陽の中心が真東から昇る日です。

春分の日に昼と夜の時間は関係ないのです。

 

この春分の日の話しのように理科の学習において、

近い考えだけど間違っているということが多々あります。

当然、入試や定期試験に間違えやすい・勘違いしやすい所が

よく出題されます。理科の学習をするとき、近い考えや

なんとなくではなく、正しい知識を身につけたいものですね。

 

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