コラム
講師 口コミ☆ 理科の雑学 メンデルと遺伝の規則性
勉強塾オア・シスの講師が理科の雑学を紹介する
「講師 口コミ☆」、
今回はメンデルと遺伝の規則性について紹介します。
メンデルは1822年オーストリアに生まれ、
この地で、修道院の神父になりました。
メンデルは神父の仕事のかたわら科学を学び、
さらに、2年間大学に留学し、
※ドップラー効果で有名なドップラー氏から
植物の解剖学や動物学を学びました。
この後、2年間の留学中に学んだことを糧に
あの有名なエンドウマメの交配実験を
1853年から1868年まで15年間行いました。
それまで、エンドウマメを使って遺伝の規則性を
見い出そうとした人はいましたが、
純系(形質が安定している)を用いなかったため、
規則性を見い出すことができませんでした。
要するに、19世紀中頃まで
遺伝について何も分かっていなかったということです。
メンデルは純系のエンドウマメを用いて、
次の7つの形質について調べました。
・子葉の色(黄色か緑色)
・種子の形(丸かしわ)
・花のつき方(葉の付け根か茎の先端)
・たけの高さ(高いか低い)
・種皮の色(有色か無色)
・さやの形(ふくれかくびれ)
・さやの色(緑色か黄色)
この7つの形質を調べてわかっことが3つあります。
- ①子はどちらか一方の形質が現れる。(優性の法則)
- ②孫は子に現れなかった形質が再び現れる。(分離の法則)
- ③7つそれぞれが独立して子に現れる。(独立の法則)
簡単にいうと
子葉が黄色(純系)×子葉が緑(純系)でできた子は
全て子葉が黄色(優性の法則)になるが、
できた子×できた子によってできた孫は
子葉が黄色と緑の両方ある。(分離の法則)
また、他の6つの形質もそれぞれ独立して
このようなことが起きる。(独立の法則)
ということです。
メンデルが発見した遺伝の規則性については
中学3年の理科で学習します。
しかも、入試によく出る内容です。
私も中学のとき、曖昧なところがあり、
テストで苦労した経験があります。
このような、つまずきやすい所もしっかり授業をおこなう
勉強塾オア・シスの理科の授業を是非体験してみて下さい。
※ドップラー効果
音源と観測者が互いに近づいたり遠ざかったりするときに
音の高さ(振動数)が変わる現象のこと。
豊田中・飯島中・万騎が原中・南希望が丘中の理科が苦手な人は
勉強塾オア・シスの無料体験がおすすめです。
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