無理なく公立高校へ

勉強塾オア・シスの講師が理科の雑学を紹介する

｢講師　口コミ☆」、今回は天気の種類です。

 

皆さんは、天気の種類と聞いて何を思いますか？

 

快晴、晴れ、曇り、雨、みぞれ、雪、ひょう、あられ、

雷、霧、もや、…

沢山の天気の種類があります。

 

中学の理科の教科書にも、

快晴、晴れ、曇り、雨、雷、雪、あられ、霧

の8種類の天気記号は掲載されていて、

覚える項目になっています。

 

しかし、教科書からこの8種類のうち、

快晴、あられの2種類がなくなるかもしれません。

 

それはなぜか。

これまでの天気の判断は、

人が目視(人が直接見ること)でおこない、

細かい天気の区別をしてきました。

しかし、近年の技術の発達により、

気象レーダーや衛星による自動観察に切り替わり、

細かい天気の区別ができないからだそうです。

 

例えば、快晴は雲の量が2割未満で、

晴れは2割から8割の間と決まっていますが、

自動観察だと微妙な雲の量が、区別できなくなります。

従って、快晴と晴れの区別がつかなくなるので、

快晴がなくなり、晴れに組み込まれたわけですね。

 

近年、技術が進歩する中、

人が直接かかわる事が減ってきました。

機械化によって、天気が簡略化されても、

皆さんの目視観測で、

自分なりの天気を見つけてみてはどうですか。

 

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