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2023/09/16

☆高校生「指定校推薦」☆~実りの秋♪~

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また近隣にお住いの小学生・中学生・高校生の皆さんに
普段の勉強や受験を中心に最新の情報をご案内しております♪

 

先日の授業後に一本のお電話をいただきました。
小学生から高3まで通ってくれた生徒のお母様からで
青山学院大学への指定校推薦
高校内の選考に通り決まったとのことでした☆
今日は、9月に入りうれしい報告の声も聞こえてきた
高校の指定校推薦についての情報をご案内していきます!

 

指定校推薦は、一般入試よりも半年近く早く決まる??

 

さて、中学生の皆さんは、
高校の指定校推薦の制度を知っていますか?
「推薦」という言葉は、高校入試にもあるので、
「内申=学校の成績」が必要なことは
何となく想像がつくのではないでしょうか。

 

指定校推薦は、
まず、大学や専門学校から高校に対して
「指定校」として入学の枠が与えられます。
この枠をもらえた(もっている)高校の生徒は、
大学や専門学校から定められた基準の成績をクリアすると
高校に推薦してほしいという希望を出すことができます。

希望者が一人の場合は、そのまま高校から「推薦」され、

希望者が複数いる場合は校内選考で選抜された人が
高校から「推薦」されます。

 

この校内選考が多くの学校では高3の9月に行われます。
校内選考を経て「推薦」された高校生は、
大学が「指定」した高校から「推薦」された人なので、
ほぼ落ちることがなく大学に合格します。

 

一般入試は、共通テストが1月、
私立大学の個別入試が2月上旬~中旬、
国立大学の前期試験が2月25日ということを考えると、
9月に大学の合格がほぼ決まるのは、
高校生にとっても、支えるご家族にとっても
非常に安心できる入試制度ですね。

 

指定校推薦の基準は・・・?

 

指定校推薦は、内申点(高校では評定平均といいます)、
つまり学校の成績で決まります。
神奈川県の公立高校受験の内申点は、
中2の成績と、中3の成績の2倍を
合わせたものでした。
一方、高校の指定校推薦の評定平均は、
高1の1学期から高3の1学期までの成績

平均点になるので、中学よりも期間が長く、
高校入学直後から受験が始まるとも言えますね。。。

 

では、高校の成績である評定平均がどのくらいだと

指定校推薦をもらえる基準に達するのでしょうか。

 

これは、2つ考える基準があります。

1つ目は、「大学」側が指定している基準です。

これは、最低でも3.0以上にはなっていて、

(5段階評価に換算した場合になります)

3.5、3.8、4.0、4.5など、

大学によって基準が違います。

 

2つ目に考える基準は、

校内選考の際に希望者が複数人いた場合

どのくらいの評定平均があればいいかという基準です。

これは、希望者が複数になるかどうかも含めて

その時々で大きく変わるとしか言えません。

仮に、高校の中で学年2位の評定平均を持っていても

学年1位の人と希望校がかぶってしまえば、

校内選考で落ちてしまうでしょう。

また、大学の出している基準ピッタリしか

評定平均がなかったとしても、

希望者がほかにいなければ、

校内選考で通ることになります。

 

まずは、最低限として、1つ目の

大学側が指定した基準はクリアした上で、

できる限り高校内で上位にいることが、

指定校推薦で進学する確率を高めることになりますね。

 

指定校推薦と一般入試での進学後の違い

 

入試方式がどのようなものであっても、

大学や専門学校で入学後に区分けされることは

ほとんどないようです。

一方で、大学の一般入試の場合は、

厳しい受験勉強を長い期間続けて合格をし

大学に入学しますが、

指定校推薦の場合、高3の後半は厳しい勉強をせず

大学入学を迎えるという理由もあり、

入学の際の学力に差があることがよく指摘されます。

 

指定校推薦で大学生になった人が

大学を卒業できないわけでは決してありませんが、

大学に入ってからの勉強で苦労をすることは

よくあるようです。

 

特に、どの大学でも語学の授業があるため、

指定校推薦で入学する際には、

少なくとも英語の勉強は、

大学入学まで続けておくのが望ましいですね。

 

一般入試での合格は、2月・3月にわかるため、

入学までの課題は課されないことがほとんどですが、

指定校推薦で合格した場合は、

入学までの期間で課題を出されることもあります。

 

指定校推薦の特徴を理解してうまく活用しよう♪

 

ここまで、主に大学入試の際の、

指定校推薦について説明してきました。

指定校推薦の特徴をしっかりと理解したうえで、

みなさんそれぞれが、うまく利用できそうな場合に

活用していけるといいですね。

ここまでの「まとめ」として、

指定校推薦に向いている人の傾向を挙げてみましょう。

 

①日々コツコツ勉強をするのが得意な人

指定校推薦を勝ち取るためには、

なんといっても学校の成績を取らなければなりません。

しかも、高校1年生から高校3年生の夏前まで

2年半ほど継続していく必要があります。

日々努力ができる人でないと、なかなか厳しいですね。

 

②極端に苦手な教科がない人

指定校推薦の基準になる評定平均は、

全ての教科から算出されます。

極端に苦手な教科があると、

他の教科でいい成績をとっても平均が下がってしまいます。

どの教科も平均的に好成績を取ることができると、

指定校推薦をうまく活用できる成績になりますね。

逆に、得意・不得意がはっきりしている人は、

私立大学の一般入試の方が向いているかもしれませんね。

 

いかがでしょうか?

 

また、指定校推薦は大学からの枠が高校に来ないと

推薦してもらうことはできません。

必ず毎年同じ大学の同じ学部から

推薦の枠が来るとは限らないので、

他の入試制度と合わせて準備していきましょう。

 

以上、今日は高校生の指定校推薦のお話でした。

 

高校生のみなさんは、指定校推薦の制度を理解し、

自分の現状をしっかりと把握して、

活かせそうな人は、うまく活用していきましょう。

 

中学生のみなさんは、高校受験をする前から

高校生になってからのことは考えられないと言わず、

しっかりと先を見据えて高校選びをしていきましょう!

 

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